親子で学べる老子 〜難問解決 なんでも老子に聞いてみよう!〜
楽しく毎日を過ごせる方法を
老子さまの教えが書かれた
「老子道徳経」から、
考えてみましょう!
著者:早島妙聴
出版社:道家道学院出版局
発売日:2018/10/15
ページ数:60p
ISBN-10:4908786038
ISBN-13:978-4908786037
書籍JANコード:1923010012001
お客様の声
子供も読みやすく、内容もわかりやすかった。
3歳からいろんな本を読みきかせをしていますが、その中でもずっと老子の本を探しており購入しました!
子供も読みやすい字とサイズで内容もわかりやすかったです。
娘が小学生になり自分でも読めるようになったので楽しく見ています。
休校している期間は特に本を開いて読んでいます。
こんな子育てがしたい!、親子で大好きな本です。
(母) 一つの老子の言葉の解説で、子供のページ、大人向けのページと分かれていて、大人のページもそうですが、子供のページが簡単にわかりやすく書いているようで、すごく心に響くこと が書いてありました!
こんな子育てしたら、のびのびと優しい子に育つだろうな〜と思って、親子で大好きな本です。
(子・小2・男子) おかあさんといっしょに、すてきなことを学べて楽しいと思いました。
この本を手にされたみなさんへ
みなさん、毎日楽しく過ごしていますか?
学校に通ったり、塾に通ったり、習い事をしたり、そしてご家族や近所のお友だちとの交流など、毎日いろいろなことがあると思います。
その中には、いやだな〜と思うこと、どうしてこうなっちゃうのかな〜と思うことなど、悩むことや困ったこともあることでしょう。
そんな時、老子さまにどうしたらいいか聞いて、いっしょに考えて解決しよう、というのが、この本です。
老子さまってどんな人?
老子さまとは、紀元前(今から二千年以上前)の中国に生まれた人で、『老子』(『老子道徳経』ともいわれます)という、人生や自然の真理について教えている、すばらしい本を書いた偉い人です。
その老子さまは、こう言っています。
「この世界は、広い宇宙も、
すぐ側にあるお花や犬や猫も、
友達や家族も、みんなが天地自然に生かされていて、
だれもが同じように生かされています。
上から下へ、さらさらと流れる水のように、
素直に、柔軟に、ものごとを考えて、
天地自然に調和して、楽しく生きてゆく、
これが「道」TAOなのです。
さあ、この本では、その老子さまの教えが書かれた『老子』から、みなさんの日常で出会う悩みや困ったことをとりあげて、いっしょに学び、楽しく毎日を過ごせる方法を考えてみましょう!
ご家族(両親)と読んでくださいね
そしてこの本は、子供さんだけでなく、ご両親、ご家族にも読んでいただけるように、解説がついています。ぜひご家族でいっしょに、本を開いて考えてみましょう。
そうすれば、きっと老子さまからの答えを聞いているうちに、悩みはいつのまにか小さくなって、気にかかっていたことも、消えてしまうことでしょう。
人生は毎日が楽しく生きられるのですよ、ということを老子さまが教えておられるこの本を手にとられたみなさんが、これまでよりさらに、毎日元気に楽しく過ごされますように、心から祈っています!
親子で学べる老子 目次
〜難問解決 なんでも老子に聞いてみよう
この本を手にされた、みなさんへ
水(みず)のように生(い)きよう
『老子』第8章より
上善(じょうぜん)は水(みず)の若(ごと)し。水(みず)は善(よ)く万物(ばんぶつ)を利(り)して争(あらそ)わず、衆人(しゅうじん)の悪(にく)む所に処(よ)る。
伸び伸びと、水のように、自由に!
コップに一杯(いっぱい)いれたジュースはこぼれる
『老子』第9章より
持(じ)してこれを盈(み)たさんとするは、其(そ)の已(や)むに如(し)かず。
子供に対する欲を放(ほ)かしましょう
からっぽだから役(やく)にたつ
『老子』第11章より
埴(しよく)をこね、以(もっ)て器(うつわ)を為(つく)る。其(そ)の無(む)に当(あ)たりて器(うつわ)の用(よう)あり
それは、人生を豊かにしてくれる時間
人工的(じんこうてき)な色(いろ)や音(おと)にとらわれない
『老子』第12章より
五色(ごしき)は人(ひと)を盲(もう)さしめ、五音(ごおん)は人を聾(ろう)せしむ。五味(ごみ)は人(ひと)の口(くち)をたがわにする
人工的なものより、自然に触れよう
本当(ほんとう)に良(よ)い行動(こうどう)は自然(しぜん)で目立(めだ)たない
『老子』第27章より
善行(ぜんこう)に轍迹(てっせき)なく、善(よ)く言(い)うものは瑕讁(かたく)なし。
子供は親の姿を見て学びます
自分(じぶん)に勝(か)つ人(ひと)が一番強(いちばんつよ)い
『老子』第33章より
人(ひと)に勝(か)つ者(もの)は力(ちから)あり、自(みずか)ら勝(か)つ者(もの)は強(きょう)。
いつも子供の話をよく聞いてあげましょう
足(た)るを知(し)る生(い)き方(かた)
『老子』第44章より
足(た)るを知(し)れば辱(はずかし)められず。
人に譲る、優しい気持ちを育てましょう
悪(わる)いことがあっても良(よ)いことが待(ま)ってる
『老子』第58章より
禍(わざわい)は福(ふく)の倚(よ)る所(ところ)、福(ふく)は禍(わざわい)の伏(ふ)する所(ところ)。
ともに寄り添って、見守ってあげましょう
まず一歩(いっぽ)を踏(ふ)み出(だ)そう
『老子』第64章より
千里(せんり)の行(こう)も、足下(そくか)より始(はじ)まる。
子供は褒(ほ)めて育てましょう
知(し)らないから楽(たの)しい
『老子』第71章より
知(し)って知(し)らずとするは上(じょう)なり。知(し)らずして知(し)るとするは病(へい)なり
親子いっしょに調べてみましょう
体(からだ)はやわらかく、考(かんが)え方(かた)もしなやかに
『老子』第76章より
草木(くさき)の生(しょう)ずるや柔脆(じゅうぜい)にして、その死(し)するや枯稿(ここう)なり
子供たちの天真爛漫(てんしんらんまん)さを見習いましょう
嬉(うれ)しい言葉(ことば)ばかりが本当(ほんとう)じゃない
『老子』第81章より
信言(しんげん)は美(び)ならず、美言(びげん)は信(しん)ならず。
真実の言葉に耳を傾けましょう
この本を読まれたみなさんヘ
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